火山が噴火する仕組みって何?最近は小学生の実験でも行われている火山が噴火する仕組み。今回は火山が噴火する仕組みを動画や画像などで簡単に説明していきます。
実験のやり方なども紹介しているので、この記事を読めば火山が噴火する仕組みをみんなの前で説明できるくらい詳しくなれます!それでは解説を始めていきましょう!
火山が噴火する仕組み
火山が噴火する仕組みを解説していきます。火山が噴火するのにはマグマの形成、火山活動という2つの行程を踏まなければいけません。
マグマ形成の仕組み
マグマはマントルが水と混ざり合うことによって生まれます。マグマ形成までの仕組みは以下の通りです。
- 陸のプレートに海のプレートがもぐりこむ
- 海のプレートに染み込んだ水が地球の中心に近づくにつれて絞り出される
- 絞り出された水は高温のマントルと混ざり合う
- 混ざり合ったマグマは周りの物質より軽いために上昇する
- 周りの物質と重さが等しい場所でマグマの上昇は止まる
- マグマだまりが完成する(マグマが池のように溜まる場所)
火山活動の仕組み
火山活動はマグマだまりからマグマが吹き出す(噴火)するまでの家庭を指します。火山活動の過程は以下の通りです。
- マグマだまりにマグマがたくさん溜まる
- マグマが溜まるにつれてマグマは地上に近づく
- 地上に近づくにつれて圧力が低くなる
- ある程度の圧力になるとマグマ溜まりの水分は蒸発し始める
- マグマは蒸発した分軽くなる
- 軽くなるとその分上昇する
- 上昇するとさらに圧力が低くなる
- さらに蒸発する
- さらに軽くなる
- さらに上昇する
- 繰り返し
以上の行程を繰り返せば繰り返すほど火山が噴火する勢いは強くなります。
火山噴火の仕組みを図や動画で簡単に説明
火山噴火の仕組みを図や動画で簡単に説明していきます。
火山噴火の仕組みを動画で簡単に
火山噴火の仕組みを解説している動画を載せます。以下の動画では噴火までの行程だけでなく、日本に火山が多い理由やマグマの性質、それによってどのように火山が誕生するのかまでを誰にでもわかるように解説しています。
火山噴火の仕組みを図で簡単に
次の図のようにマグマはマグマ溜まりへと流れていき、マグマがたくさんマグマ溜まりに集まると火山が噴火するという仕組みです。
引用元:気象庁
火山噴火の仕組みを実験する
火山の噴火を実験で体験してみましょう。
次の動画では火山が噴火する時に山を吹き飛ばしたり、岩や火山灰があれほどまでも遠くまで飛んでいくのかという原理の研究をしています。
「なぜ、火山の威力ってあんなに大きいの?」ということをご理解いただける動画になっています。
ポイント
炭酸水が吹き出てくる出口を小さくする事でペットボトルの圧力を高めます。その圧力が高ければ高いほど吹き出す力は高くなります。この圧力と吹き出す力の相関は火山が噴火する時の原理と全く一緒です。
炭酸水が吹き出てくる出口を小さくする事でペットボトルの圧力を高めます。その圧力が高ければ高いほど吹き出す力は高くなります。この圧力と吹き出す力の相関は火山が噴火する時の原理と全く一緒です。