避難指示、避難勧告、正直に言ってこの2つの違いって何?ごちゃごちゃしてて分からない!
みなさんこのような疑問を抱えていませんか?
確かに避難指示と避難勧告は言葉も似てるし、どっちの方が危険でどのような行動をとればいいのかも正直分からないですよね…
でも大丈夫です!災害対策の方法や避難の仕方などを数多く紹介しているLife Charm編集部が避難指示、避難勧告が一体どのようなものなのか?その違いはなんなのか?を誰にでも分かるように徹底的に解説していきます。
避難指示と避難勧告の違いが分かりにくい!
避難指示と避難勧告ってとても分かりにくいですよね?現に平成30年7月豪雨という災害の時に避難指示と避難勧告の違いが分かりにくいなどの理由から多くの犠牲者(死者)を出してしまいました。
このことから政府は避難指示と避難勧告をもっと分かりやすくするように警戒レベルという指標で分かりやすく表示するようにしたんです。
ですが避難指示と避難勧告という言葉は今でも使われます。災害時に困ったりしないようにしっかり区別しておきましょう。
避難指示と避難勧告とは?
避難指示と避難勧告の違いを知るためにはまず、避難指示と避難勧告が一体どのようなものなのかを知る必要があります。
避難指示とは
避難指示とは災害が発生した時に発令されるものの中で最も危険で緊急性の高いものです。
東日本大震災など、歴史に残ったり、数多くの死者を生み出した災害には大体、避難指示が出されています。
避難勧告とは
避難勧告とは災害が発生した時に発令されるものの中で二番目に危険で緊急性の高いものです。
避難場所などへの速やかな避難が求められます。
避難指示と避難勧告の違いとは
避難指示と避難勧告が分かったところで、両者の違いを見比べてみましょう。
結論から述べると避難指示と避難勧告の違いは緊急性と危険度。どちらも避難場所への速やかな避難が必要になりますが、避難指示は避難勧告よりも危険で緊急性が高いです。
避難指示と避難勧告の他にも避難準備・高齢者等避難開始というものもあり、危険度と緊急性が高い順で番号をつけると次のようになります。
- 避難指示
- 避難勧告
- 避難準備・高齢者等避難開始
避難指示と避難勧告を分ける基準
避難指示と避難勧告を分ける明確な基準は公開されていません。しかし、政府が新しく使用し始めた警戒レベルで表すと避難指示も避難勧告も同じ警戒レベル4に相当します。
警戒レベル4は全員避難という意味なのでやはり明確な基準は無いのでしょう。
避難指示と避難勧告まとめ
いかがでしょうか?
避難指示と避難勧告の違いは緊急性と危険度です。避難指示は避難勧告よりも早急な避難が必要なので災害がすぐそばまで来ていることも意味しています。
避難指示が出されたら速やかな避難をしましょう。ただ焦って間違った避難をしないように避難方法なども身につけることをお勧めします。