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非常食のカップ麺は美味しい?水でも作れるカップ麺

非常食

手軽に手早く作れて美味しいカップ麺。種類も多く、定番から意外な味まで幅広く対応しています。昼食や小腹がすいた時のために、ご家庭に買いだめしている方も多いのではないでしょうか。そんな身近な存在として愛されているカップ麺ですが、実は災害に備えて備蓄する保存食としても有用です。本記事ではカップ麺が非常食に向いている理由、そして特に非常食に適したカップ麺について紹介します。

非常食のカップ麺とは?

一般的なカップ麺の賞味期限は半年程度です。それに対して非常食のカップ麺は賞味期限が長く、保存性が高められています。また、カップ麺の調理には熱湯を利用します。非常食のカップ麺は時間が掛かるものの水でも調理する事が可能です。そこで、ガスや電気が使えない非常時でもカップ麺を食べることができます。

非常食のカップ麺の特徴

非常食のカップ麺は、普段食べているカップ麺を味はそのままに保存性を高めたものです。つまり非常時に普段と同じ慣れ親しんだものを食べる事ができるため、災害時精神的に大きな支えとなります。また、非常食のカップ麺は災害が起こらなければ普段の生活で食べて楽しむことができます。つまり、無理なく災害に備える事が可能なのです。

非常食のカップ麺とうどんの違い

一口にカップ麺と言っても、ラーメン、パスタ、うどんに焼きそば等種類は多岐にわたります。しかし、麺が違えば調理時間も変わってきます。例えば、うどんは一般にラーメンよりも麺が太いため、より長く調理しなければなりません。熱湯で3分の調理時間を要するラーメンのカップ麺は、水で調理する際には20分以上の時間が必要です。それに対して熱湯による5分以上の調理時間を要することが多いうどんを水で調理するとなると、調理開始から食べられるまでに時間がかかりすぎて不便です。そこで特に熱湯が無い状況では、うどんよりも麺が細いラーメン等のカップ麺に軍配が上がるといえます。

非常食のカップ麺とパスタの違い

パスタは一般に麺がラーメンと同程度に細く、調理時間もラーメンと同程度な場合が多いです。しかし一方でパスタは基本的に麺を戻すために利用した熱湯や水を捨てなければなりません。水が貴重となりうる非常時に、一切飲む事なく調理に利用した水を捨ててしまうことは望ましくありません。多くの人が集まって食事する避難所等では水を捨てる場所の選定も問題となるでしょう。その点ラーメンやうどんのようなスープに入った麺であれば、調理に利用した水をスープとして美味しく飲むことができ、かつ捨てる量は少なくなります。その点でラーメン等のカップ麺にメリットがあります。

非常食のカップ麺の種類

3・11以降災害への備えに対する意識が変わってきた現代において、非常食のカップ麺も数多く販売されています。例えばカップヌードルでお馴染みの日清はカップヌードル保存缶、チキンラーメン保存缶にカップヌードルローリングストックと多数の非常食を販売しています。

非常食のカップ麺のカロリー・栄養素

今回紹介するカップ麺のカロリーは300kcal前後です。肉や野菜が入っているものも多いため、彩や風味が豊かなだけでなく非常食として十分な栄養も備えています。

カップヌードル ローリングストック

カップヌードルローリングストックはカセットコンロ、カセットボンベ、5年保存水及び計量カップ、片手鍋、ソーラーライト、軍手、フォーク、リュックベルトと日清のカップヌードル・カップメシ9食がセットになった商品です。この9食は定番のカップヌードルからカレーメシまで幅広いラインナップになっています。そしてこれらは特製BOXに入って届きます。この特製BOXはそのままカップヌードルローリングストック用の保管ケースとなるだけでなく、リュックベルトを着けてリュックとして使用したり、耐荷重80Kgの腰掛けにしたりすることが可能であり、非常時の様々な場面で役立ちます。さらにカップヌードルローリングストックをフルセットで購入すれば、3か月ごと(最初のみ1か月後)に全13種類から選べる日清製品9食が届きます。

ローリングストックとは?

これらの日清製品の賞味期限は半年程度です。しかしローリングストックでは3か月ごとに9食が届くため自動で賞味期限が自動で管理され、日常でカップ麺を消費しながら常に災害に備えることが出来ます。またカセットコンロなどの道具がセットになっており、ローリングストックさえあれば非常時に温かい食事をすることが可能です。

日清 チキンラーメン保存缶

日清の販売している「チキンラーメン保存缶」は、缶の中にチキンラーメン2食分の麺、かやく(スープ)パック、紙カップ及び折りたたみフォークが入った商品です。脱酸素剤も入っており、缶の中を無酸素状態にする事で3年間の長期保存を可能としています。具材として蒸し鶏、たまご、ネギ、レッドベルが入っており、麺は1食分60グラムでカロリーは283kcalです。調理方法は普通のカップ麺と同じく熱湯を入れて待つだけです。上述の通り、時間をかければ水でも調理ができます。

日清 カップヌードル保存缶

日清は「カップヌードル保存缶」も販売しています。カップヌードル保存缶はカップヌードル2食分の麺、かやく(スープ)パック、紙カップ及び折りたたみフォークが入った商品で、こちらも3年間の長期保存が可能です。具材としてエビ、たまご、ダイスミンチ、ミンチポーク、ネギが入っており、いつもの味が楽しめます。麺は1食分が60グラムでカロリーは314kcalです。

IZAMESHI(イザメシ) うどん6缶セット

「IZAMESHI(イザメシ)うどん6缶セット」は杉田エースが販売しているうどんの非常食です。おだしじんわりきつねうどん、和風だしが香る鶏南蛮カレーうどん、もちもちのお餅のちからうどんの三種類が2食ずつあり、バラエティ豊かな味が楽しめます。カロリーはそれぞれ294kcal、283kcal、279kcalです。きつねうどんはかつおと昆布の風味の効いたスープに油揚げが入っています。カレーうどんは和風だしのカレーに鶏肉が入っており、ちからうどんには柚子風味の効いたスープにお餅が入っておりボリュームたっぷりです。

非常食のカップ麺の賞味期限

今回紹介した非常食のカップ麺の賞味期限は、カップヌードルローリングストックを除いて3年です。これはアルファ米の3年と同等で、レトルト食品やパンの多くが5年程度であることと比較すると短いです。しかしカップ麺は非常食でも普通のカップ麺と近いものが多く、普段食することが負担となりにくいです。そこで賞味期限が短めであることは大きな問題になりにくいです。

非常食のカップ麺のアレルギー

一方、非常食のカップ麺は麺が入っていますので小麦が使用されています。さらに卵や鶏肉など具材によってアレルギー物質が含まれることもあります。そのため商品ごとに原材料名、アレルギー表示を確認することが必要です。またカップ麺にはそばもあることから、そばを使っていない商品でも製造過程で混入するおそれがあることにも気を付けなければなりません。

非常食のカップ麺の値段・購入方法

今回紹介した非常食のカップ麺は公式価格が「チキンラーメン保存缶」及び「カップヌードル保存缶」は1食税込405円、「IZAMESHIうどん」は1食税込900円です。両者共にAmazonや楽天市場で購入する事もできます。カップヌードルローリングストックは日清のオンラインストアで購入することが可能で、自動配送の場合の価格は初回税抜13000円、3か月ごとに税抜2000円です。

まとめ

いかがだったでしょうか。カップ麺は水があれば調理することができる非常食です。そして非常時にいつも食べている味が楽しめることはとても心強いことだと思います。普段の食事に利用することもできる非常食のカップ麺、バリエーションも豊かですので皆さんも是非家庭に常備してみてください。


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