PCを使っていた時にブレーカーや雷が落ちて、停電が起こってしまったということはございませんか?
大切な仕事のデータが飛んでしまうと、また1から作り直さなくてはいけませんよね。今回はそんな悩みを未然に防ぐために、PCの停電が起こったときの対策について紹介します。
停電前にすべきこと
デスクトップパソコンであれ、ノートパソコンであれ使用中に停電が起こった場合パソコン自体が故障したり、データが破損したり恐れがあります。作業中はきりの良いところでデータを保存するようにしましょう。
そうすればまたデータを1日から作り直す必要がありません。そして保存する場合はPCだけでなく、USBなどの外部媒体に保存しておくこともおすすめです。また日々の対策として無停電装置の購入も視野に入れておきましょう。
停電したときに無停電装置から電力を供給してくれる装置になります。持続時間は使っているものによって変わってきますが、すぐに電源が切れないので、対策を行うための時間をかせぐことができます。
次に日頃からデータのバックアップを取っておく必要があります。重要なデータはただパソコンに入れただけだと停電の影響でデータが失われてしまう可能性もあります。そのため重要と思われるデータはバックアップをとっておく必要があります。
無停電装置を購入する
それでも心配な方は日々の対策として無停電装置の購入も視野に入れておきましょう。無停電装置とは停電したときに無停電装置から電力を供給してくれる装置です。持続時間は使っているものによって変わってきますがすぐに電源が切れないので、pcのデータを保存する時間を確保することができます。
バックアップを取る
次に日頃からデータのバックアップを取っておく必要があります。重要なデータはただパソコンに入れただけだと停電の影響でデータが失われてしまう可能性もあります。そのため重要と思われるデータはバックアップをとっておく必要があります。
停電後にすべきこと
まずはデータの保存を行います。このときは念のためPCに保存することと、USBなどの外部データの両方に保存をかけておくことをおすすめします。もし仮にパソコンのHDDで保存されているデータが破損されていた場合、復旧よりも1から作り直す必要があります。
そのためUSBなどの外部媒体に保存することにより、万が一を防ぐことができます。保存終了後1度電源を落とします。電源が確実に落ちた後、ケーブルがコンセントに刺さっていないかを確認しましょう。
復旧後大きな電圧・電流が掛かってしましパソコン自体が故障する可能性もあります。そのためそのようなことを防ぐために一度コンセントに刺さってないかを確認し、もし刺さっているようでしたら、抜いておきましょう。
またプリンターなどの周辺機器ともつながっていないかを確認し、繋がっていればケーブルを抜き、プリンターからコンセントに刺さっている場合も同様にコンセントから抜いておきましょう。復旧後はケーブルをコンセントに入れ、電源をつけインターネットにつながるかを確認しましょう。
すぐにインターネットに繋がらない可能性もありますので、しばらく時間をおいてからインターネットが繋がるかを確認しましょう。場合によってはパソコンが自動起動することもありますが、自動起動した後、問題がないかの動作確認は必ずしておきましょう。動作に問題がなければデータが破損していないかを確認する必要があります。
停電するとPCのデータが破損する可能性がある
原則、電源が急に落ちてもデータが消えることはありません。しかしデスクトップパソコンのように電源に繋いでいる場合、電源が切れてしまいハードディスクに書き込み中のデータが破損してしまうという恐れがあります。
そういった場合新しいハードディスクと交換し、そのパソコンに入っているOSや各種アプリケーションのインストールから始めなくてはなりません。そうなるとパソコンの復旧までに時間が掛かり、新しいパソコンを購入したほうが早いという場合も起こり得ます。
停電時のPC対策に役に立つUPSとは?
ここでは、停電時のPC対策に役に立つUPSについて紹介します。
UPSとは?
USP(無停電装置)とは落雷で急に電源が供給されなくなったときに無停電装置から電源を供給してくれる装置です。USP(無停電装置)の用途としてはパソコンのバッテリー代わりに使う人もいれば、落雷や災害と言った突然電気の供給が止まってしまい、仕事に支障がでることを防ぐという用途で使用している方もいます。
UPS(無停電装置)に優先的につなぐ機器としてはパソコンやルーター、ハブなどが挙げられます。繋いではいけないものはプリンターです。プリンターは使用する電力が非常に高く、USP(無停電装置)の電力をすぐに使い切ってしまう可能性があるからです。
常時商用給電方式
常時商用給電方式の電力を供給する方法は停電発生時に瞬断します。瞬断(しゅんだん)とは、電源や通信などの信号が、一瞬途切れる現象です。構造もシンプルで値段が安いと言うのも特徴です。相場としては一番安いもので5000円台となっています。
常時インバータ給電方式
常時インバーター給電方式はコンセントから供給された電流をインバーターというUPS(無停電装置)の中に入っている機械を通じて電気を供給する方式となっています。
常時商用給電方式と異なる点は、突然の停電であっても瞬断することがありません。しかし流す電力に限界があり、大きすぎる電力は流せないのがデメリットです。相場とは17000円台からとなっています。
ラインインタラクティブ方式
ラインインタラクティブ方式とは通常時はそのまま電力を供給し、突然停電になればインバーターから電力を供給する方式になります。
常時商用給電方式と常時インバータ給電方式を組み合わせたような方式となります。この方式も常時インバータ給電方式同様停電が起こった瞬間に瞬断を行う方式となります。相場としては一番安いもので7000円台からとなります。
家庭用に向いているUPSとは?
家庭用に向いているUPS(無停電装置)はラインインタラクティブ方式です。
家庭向きなのはラインインタラクティブ方式
ラインインタラクティブ方式のUPS(無停電装置)はサイズも非常にコンパクトであり、置き場所にこまりません。値段も7000円からと非常に手頃です。
容量も少なすぎず、多すぎずという面もあります。加えて内蔵されているバッテリーの寿命も3~5年と長く、すぐに壊れにくいというのも非常におすすめできる点でもあります。
停電時にはデスクトップよりもノートパソコンがおすすめ
停電した時の話ではありますが、デスクトップパソコンよりもノートパソコンのほうがおすすめです。
なぜ、ノートパソコンが向いているのか?
私の体験談ですが、デスクトップのパソコンでオンラインゲームを行っていたら突然停電が起こりました。途中セーブをしていなかったため、データが前にセーブしていたところまで消えていました。徹夜で何日もゲームをし続け、やっと思いでレアアイテムを手に入れたと思ったら、そのデータが消えてしまったということがあります。
ノートパソコンにするとデスクトップパソコンと比べて持ち運びが楽であり、ノートパソコンに内蔵されているバッテリーが無くならない限り、電源を使用せずに利用することも可能です。またバッテリーの交換も可能ですので、新しいバッテリーを購入することも可能です。
まとめ
ここまで停電が起こったときの対策を紹介しました。昨今日本も災害が多く、いつ停電になるかわかりません。いざというときの備えとしてこの記事に目を通した後、停電対策を始めてみてください。この記事が皆様のお役に立つことができれば嬉しいです。お読みいただきありがとうございます。