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東日本大震災の震度(マグニチュード)について

地震

気象庁によると、東日本大震災によって起きた津波や火災などの災害関連死をした方は19,667人です。また、不明者が2,566人、負傷者は6,231人になります。(平成30年9月7日現在)東日本大震災から8年たった今もこの震災を忘れてはいけません。ここでは、東日本大震災を風化させないために当地震の震度とマグニチュードについて記載します。

東日本大震災 マグニチュード 震度

東日本大震災の震度

震度とは

震度はある場所がどれくらい揺れたかを示します。同じ地震であっても、震源からの距離や地盤の硬さによって大きさは変化します。日本では震度0〜7までの数字で決められています。その中で震度5と震度6は弱と強の2パターンあります。

地震 震度

一昔前は震度は気象庁の職員が体感や周囲の状況を見て決めていましたが、1996年4月から、「計測震度計」という機器で震度を計測するようになりました。 震度計は気象庁以外にも、地方公共団体や独立行政法人防災科学技術研究所が取り付けいています。また、必ず各市町村に1台以上設置してあり、全国各地で約4,000ヶ所以上の計測震度計が配置されています。

東日本大震災の震度

本震による震度は、宮城県北部の栗原市で最大震度7が観測された他、宮城県、福島県、茨城県、栃木県などでは震度6強を観測。北海道から九州地方にかけて、震度6弱から震度1の揺れが観測されました。その後も強い揺れを伴う余震が多数観測されています。気象庁によると、4月7日に宮城県沖を震源として発生した震度6強の余震をはじめ、5月31日までに発生した余震は、最大震度6強が2回、最大震度6弱が2回、最大震度5強が6回、最大震度5弱が23回、最大震度4が135回観測されました。
引用:特集 東日本大震災

東日本大震災のマグニチュード

マグニチュードとは

マグニチュード(M)は、地震の大きさ、規模を表します。震度は場所ごとにそれぞれ異なりますが、マグニチュードは1つの地震に1つの数字しかありません。震源から発生するエネルギー量によってマグニチュードの数字は決まるので、地震の規模が大きければ大きいほど数字が大きくなります。原則、Mの値が1大きくなるとエネルギーは約32倍に、Mの値が2大きくなるとエネルギーは約1000倍になるという関係があります。M8の地震の1つでM7の地震約32個、M6の地震約1000個分のエネルギーに相当します。

東日本大震災のマグニチュード

東日本大震災のマグニチュードの大きさは9.0でした。三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、深さ約24kmを震源とする地震でした。マグニチュード(M)は、1952年のカムチャッカ地震と同じ9.0。こちらは当時の日本国内観測史上最大規模、アメリカ地質調査所(USGS)の情報によると1900年以降、世界でも4番目の規模の地震です。

震度とマグニチュードの違い

ここでは、電球を例に挙げて震度とマグニチュードの違いについて説明します。
震度は、それぞれの場所の地震による揺れの強さを示し、マグニチュードは地震そのものの大きさ(規模)を示します。
電球の明るさをあらわす値がマグニチュード、電球から離れたある場所の明るさが震度に相当します。つまりマグニチュードが大きくても(電球が明るくても)震源から遠いところでは震度は小さく(暗く)なります。


出典
仙台管区気象台ホームページ(https://www.jma-net.go.jp/sendai/contract.html)
仙台管区気象台(震度とマグニチュード)

まとめ

震度やマグニチュードなどの数字で見ると改めて東日本大震災の規模の大きさを再認識できたと思います。残念ながら自然災害である地震を防ぐことは出来ません。しかし、後世にこのような地震があった実態を伝え、このような規模の大きい地震が起きた時の対処法を伝えることは出来ます。震災を風化させない。このことを念頭に置いて改めて防災活動をしていきましょう。

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