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家族での津波対策は非常食の準備?津波から家族の身を守る3つの方法

津波

皆さんは家庭(家族)で津波対策していますか?家の近くに海や川、水路がある方は水害から身を守るために対策は必須です。

今回は、そんな家庭(家族)で出来る津波対策について紹介します!

津波の怖さ

東日本大震災の津波による被害

皆さんの記憶にも残っている、東日本大震災による津波の被害。2018年4月27日の警察庁の発表によると死者、行方不明者合わせて2万5,949人です。日本では関東大震災の被害者10万5,000人に次ぐ大災害でした。

また、津波による冠水は6県(宮城県や福島県など)で561㎢と言われています。これは、山手線の内側の9倍と言われています。経済面での被害規模は16兆〜25兆と言われています。

日本の国家予算が97兆7000億円と言われているのでほぼ国家予算の1/4が失われといっても過言ではありません。

津波による被害

津波による被害は計り知れません。津波が発生し、内陸部に到達すると主に、

  • 建物の倒壊・流失
  • 浸水
  • 津波による火災
  • 漂流物による被害

などが起こります。津波で押し寄せる水はただの水ではありません。瓦礫を含んで凶器と化したものです。津波の水の威力は凄まじいので、建物の倒壊や流失、その壊れた破片での二次災害も考えられます。

なぜ、津波なのに火災が起こる?

火災が起きた時に水で消化をします。では、なぜ浸水などで水気があるところで火災が起こるのでしょうか?火災の原因は破壊された家、プロパンガス、自動車のオイルなどが原因です。
これらが壊れてオイルや可燃性ガスにより火災が発生し、材木や家の破損物に炎が乗り移ります。
それらが浸水等で漂流し、住宅街や木々に引火して火災が起きます。

家庭で出来る津波対策

非常用持ち出しバックを準備する

やはり、自然災害で大切なのは「非常用持ち出しバック」です。人間が生きる上での「衣・食・住」の「住」は失っても、「衣・食」は前もって準備すれば対策可能です。ここでは、非常用持ち出しバックに入れるべきものを簡易的に紹介します。

  • 飲料水
  • 食料品(サバイバルフーズ、カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
  • 貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
  • 救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
  • ヘルメット、防災ずきん
  • マスク
  • 軍手
  • 懐中電灯
  • 衣類
  • 下着
  • 毛布、タオル
  • 携帯ラジオ、予備電池
  • 携帯電話の充電器
  • 使い捨てカイロ
  • ウェットティッシュ
  • 洗面用具
  • 携帯トイレ

家庭(家族)で共通の避難場所を作る

津波が起きた際、家族全員が家に集合しているとは限りません。平日の日中は会社や学校などバラバラでしょう。その際、重要なことが「避難場所」の確認です。

家族全員が家近辺にいる時の「避難場所」と各々の勤務先や学校のそれぞれの「避難場所」を確認している必要があります。
そうすることで、もしもの事態が起きても家族の安否確認や避難している場所の確認が取りやすいでしょう。
事前に決めた避難場所自体が被災する可能性もあるため特に自宅近辺の避難場所は予め2~3か所決めておくと良いです。

家庭(家族)の連絡先を共有する

最後は家庭(家族)の連絡先を共有することです。電話番号やキャリアのメールアドレスは談話回線が混雑したりして、連絡が取りづらいです。そんな時に役に立つのがLINEやFadebookなどのSNSです。

近年、日本人のほとんどがスマホをもっていると過言ではないほどスマホの普及率が増加しています。そのため、家族LINE(家族が入っているLINEグループ)がある家庭も多いと思います。もし、ない場合は念には念を入れて家族のLINEグループを作りましょう。

実は東日本大震災の時にはLINEはありませんでした。電話はほとんど通じなかったため、電話に頼らない社会インフラとして震災後に急ピッチで開発が進められ東日本大震災から3ヶ月後にリリースされました。
LINEはありませんでしたが、当時ネットに接続できた人の中にはSkypeで家族とやり取りができたという話もありました。

一方、小学生未満のお子さんや高齢者の方でスマホを持っていない、うまく使えない方の緊急連絡先も決めておく必要はありましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

いきなり、全ての津波対策を行うことは大変です。
また、津波が押し寄せてくるときに出来る事と言えば簡単に持ち出せる物を持って速やかに高台に逃げることくらいです。

あまり、流暢なことを言えないですが、家族が集まった時に津波対策について話し、防災の知見を増やしましょう。

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