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津波避難ビルとは?

津波

突然ですが、津波が発生した時に皆さんはどうしますか?今回は津波が発生した時に非難するべき場所として避難ビルを紹介していきたいと思います。この記事を読めば津波が来たとしても大丈夫です。

津波避難ビルとは

津波避難ビルとはある程度の強度があり、津波が発生した時に避難できるビルで、どれも市町村から指定された安全性の高いビルです。公共施設の他にも商業施設などといった民間施設も避難ビルに含まれます。しかし注意点として、避難ビルの安全性が高いことは確かですが、必ずしも安全というわけではないということです。

津波避難ビルが安全と言い切れない理由とは!?

津波避難ビルが安全と言い切れなくなったのは東日本大震災の時からです。東日本大震災の時に発生した津波は規格外の大きさで日本史上一番の高波を記録しました。そんな大津波に避難ビルとして指定されていた建物も、耐え切れずに崩壊してしまったんです。

とは言ったものの東日本大震災の時、避難ビルによって10,000人以上もの命が救われたという結果があるのも事実です。さすがの自治体もあれほどの大津波が来ることは予測できなかったのでしょう。

津波だけに関したことではありません。地震に対する強度にも不安があり、津波に耐える前に地震により崩壊してしまう避難ビルまで存在するのが現状です。避難ビルが無いよりはあった方が多くの人命を救えるという考えが理由です。

耐震性は横に置いといて、津波に耐えられ、なおかつ高い建物はとりあえず津波避難ビルとして指定しているのです。

避難ビルというものができてから何年かの時が経ち、そのいくつかが東日本大震災レベルの大津波には耐え切れないこと、耐震性に欠けることも分かりました。このことから避難ビルは新しい審査基準による見直しが決定し、昔のガイドラインは廃止されました。

新しい審査基準により大地震に耐え、大津波にも対応する、より安全性の高い避難ビルが今後たくさんできることでしょう。

>>津波避難ビルのガイドラインについて詳しくはコチラ

津波避難ビルの見つけ方ピクトグラムとは

避難ビルが何なのかが分かったとしても、見つけられなければ元も子もありません。そんな理由から避難ビルには以下のような目印があります。

このマークはピクトグラムと言い、避難ビルに指定されなければつけることはできません。津波が発生した時はピクトグラムを参考に非難してください。

>>避難ビルのマークについて詳しくはコチラ

津波避難ビルが少ない地域とは

津波避難ビルが多い地域と少ない地域は存在します。急斜面が多かったり山が近くにある場所では避難ビルが少ない傾向にあります。それは避難ビルよりも山や高台への非難が優先されるからでしょう。

現に東北では津波避難ビルとして指定された建物は少なく、逆に東海や四国には避難ビルの半数以上が集中しています。お近くに避難ビルが無ければ無理やりに避難ビルを探すのではなく、近くにある山や高台に避難してください。

しかし注意するべきなのは、津波避難ビルが必要な地域にもかかわらず、津波避難ビルが少ない場所です。近くに十分な高さと強度を持った建物が少ないためです。そのような地域に住んでいる人は自分で避難場所を決めるか避難経路を決めるかする必要があります。

まとめ

いかがでしょうか?

残念ながら東日本大震災の時に崩壊してしまった避難ビルはいくつか存在します。その中には何人かの人がいたことでしょう。しかし、避難ビルがたくさんの人命を救っているのも事実です。この際にあなたも避難ビルの知識をもっと深めてみてはどうでしょうか?

>>避難ビルの高さについて

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