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津波避難ビルの高さは何階?生存確率の高い階層とは!?

津波

津波避難ビルの高さってどのくらい?
どのくらいの高さがあれば津波から逃げられるの?

皆さん、このような悩みを抱えていませんか?
津波が押し寄せてきた時、どのくらいの高さまで非難すれば命が助かるのか気になりますよね…

今回はそんな皆さんの悩みをたったの5分で分かりやすく解決していきます。この記事を読んで、ぜひ津波に備えてみてください!

津波は何階まで逃げれば大丈夫なの?

この質問に正確な回答はありません。

津波は予想よりもはるかに高くなる可能性があります。斜面などを津波が駆け上がるためです。しかも非難した建物が津波の圧に耐えられなければ結局のところ崩壊してしまいます。

避難先の建物が崩壊してしまうのなら元も子もありません。そのため津波が発生した時は避難ビルに逃げ込むことも選択肢に入れてみてください。普通のビルより生存確率は高いでしょう。

津波避難ビル
出典:ウェザーニューズ

避難ビルの高さは津波よりも高い?

避難ビルの高さは5階、6階のモノから2階建てのモノまでとピンキリです。2階建ての避難ビルで津波から逃げきれるの?そんな疑問を持つかもしれません。安心してください。逃げきれます。

津波避難ビルはその地域で予想される津波の高さに基づいて指定されています。海沿いだとしても、その地域が隆起していれば津波はその分低くなります。かと言っても津波の高さは斜面を登って高くなる可能性があるので安全とは言い切れないのも実情です。

しかも東日本大震災の時にいくつかの津波避難ビルが崩壊してしまったり、津波に飲まれてしまったりと耳を疑うような話もあります。それをきっかけに今までより安全な津波避難ビルを指定しようという運動がおこり国も重い腰を上げ本格的に対策をしました。

しかし、東日本大震災前に指定された津波避難ビルはそのまま津波避難ビルとして扱われています。東日本大震災前のビルがしっかりと機能しているかは不安が残ります

生存者数から何階建ての津波避難ビルが安全なのかを考えてみよう!

津波避難ビルは高ければ高いほど安心できます。しかし、海沿いにそんなに高い建物がないという人もいることでしょう。その人たちのために東日本大震災のデータを元に生存者たちが何階に避難したのかを考えていきましょう。

こちらは東日本大震災の時に生存者たちが避難した階です。

出典:weathernews

このデータをもとに考えると生存者たちは平均2.9階の建物に避難していることが分かります。ちなみに亡くなった方が非難した階は平均で1.7階だそうです。まとめると3階以上の津波避難ビルに逃げ込めれば生存確率は高くなりそうです。

まとめ

いかがでしょうか?

津波避難ビルの高さは過去の津波データを参考に指定されている物が多いです。そのため普通の建物よりよっぽど安全だと言えます。最後に結論として3階以上の津波避難ビルに逃げ込むのが良いと言いましたが、津波避難の基本は「より高台へ、より高層階へ」ということを忘れないでください。

津波避難ビルに逃げ込もうにも「どの建物が津波避難ビルか?」が分からなければ意味がありません。なので津波避難ビルのマークは絶対に覚えておいてください。

津波避難ビル マーク
出典:武豊町

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