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帰宅困難になったらどうする?帰宅困難になった場合の心構え

台風(豪雨)

皆さんは普段通勤や通学する際に電車バスなど交通機関を利用しますか?私も普段電車に乗って片道1時間掛けて通勤しています。もし、自然災害が起こり、勤務先の最寄駅で電車が泊まり帰宅困難になった場合、歩いて家に帰れる距離では無いので困ります。そのような方も多いのでは無いでしょうか?

今回は、そんな帰宅困難になった場合の対策について紹介します。

帰宅困難者対策の背景

2006年に東京都が作成した「首都直下型地震による東京の被害想定報告書」によれば、東京湾北部地震(M7.3程度)が起きた場合、都内には約500万人の帰宅困難者が出ると言われています。

従って、東京都は都内にいる人々の安全を確保するため、帰宅困難者が出た際の対策方法をシェアしています。

帰宅困難者(帰宅難民)の対策

実際に、大雪や地震などの影響により、電車やバスなどの交通網が麻痺した場合どうすればよいでしょうか?ここでは、他県から通勤・通学・買い物など様々な目的の方が流入、滞在している東京都を例に挙げて帰宅困難者(帰宅難民)の対策について紹介します。東京都では特に徒歩での帰宅が困難な帰宅困難者と呼ばれる人々が500万人発生すると想定されています。

帰宅困難の際に心掛けること

ここでは、「心掛けること」また、「準備すること」について紹介します。

あわてず騒がず、状況確認

地震が起きたからといって、走ったり、大声を上げたりしてはいけません。自身の行動は周りにいる他の相手の方の不安を助長させます。また、急に動くと地震の影響で上から看板が落ちてきたり、窓ガラスが割れて破片が落ちていたりと怪我をする可能性があります。焦りたい気持ちを分かりますが、緊急事態が起きたら、深呼吸をして自身が何をしなければいけないのかを冷静になって考えましょう。

作っておこう帰宅地図

もし、電車で帰宅できない場合は勤務先から自宅までの経路が分かっているといざとなった時に帰宅することが出来ます。東京都はHPに東京防災マップを記載しています。各自治体も津波の危険性を示すハザードマップや緊急避難場所を示す地図なども公表しているのでぜひ、お住いの自治体のホームページを確認してください。

防災グッズを用意する

もしも、革靴出勤の場合は1,2時間歩いて帰宅することは疲れますし、負担にもなります。もし、会社ロッカーや私的なものを置くスペースがある場合はもしものためにスニーカーた懐中電灯などを常備しているといざとなった時に安心です。また、携帯ラジオも便利です。最近はスマートフォンでもラジオを聴けますが、

簡易食料を職場やバックに常備する

自然災害が起きた際はコンビニやスーパーなどの食料品が品薄状態になります。また、会社や学校などの物資を保管している倉庫もいつ物資の在庫がそこを尽きるか分かりません。よって、少量でも構いませんが机や袖机の中にチョコやキャラメルなど小腹を満たせるものを保存していると便利です。また、甘いものはリラックス効果も記載されているのでストレスの緩和におすすめです。

事前に家族で連絡手段や集合場所を話し合う

家族全員の勤務先が同じ地域の場合は緊急の際の集合場所を定めることは難しくはありません。しかし、家は都外で父と兄は都内へ通勤、通学、妹は県内だけど家からは遠い、母は家の近くで勤務など日中それぞれが異なる場所にいるともしもの際に大変です。家族が集まった際に予め緊急の時はそれぞれどこにいるか打ち合わせをしておきましょう。そうすれば、連絡取りやすくなりますし、何よりも安心に繋がります。

歩いて帰る訓練を

いつも利用している駅が使えなくなった時は最寄駅、また自宅まで1、2時間掛けて帰宅する可能性もあります。日頃から運動している方は歩いて帰宅できるかもしれませんが、運動不足の方が歩いて帰宅しようすることは危険です。しかも、帰宅困難という精神的ストレスにも晒されているので、普段より疲労すると思います。自宅まで歩いて帰れるか少しでも不安と感じた場合はその場で交通網の麻痺が緩和されるまで待つことが体力を温存する上でも得策です。

季節に応じた冷暖準備をする

自然災害による交通網の麻痺で帰宅困難になる時期は読めません。従った、炎天下の暑い日や大雪が降る極寒の日に屋外で数時間待つ可能性も無いとは言い切れません。従って、季節に応じて手荷物を準備しましょう。例えば、冬でしたらカイロやマフラーなどの防寒グッツ、暑い日は汗拭きシートやタオルなどを常備しましょう。

声を掛け合い、助け合おう

1人で駅構内で待つのは大変心細いでしょう。また、高齢者の方や小さなお子さんを連れている方はさらに大変です。もし、子どもが泣いている際はお菓子をあげるなどしてあやしたり、機嫌をとったりすることも良いでしょう。もし、自然災害による怪我で動けない方などがいたら、安全なところまでの移動のお手伝いなどをしましょう。緊急事態の時こそ焦らず周囲を見渡し、自身ができることがないかを考えましょう。皆さん、一人一人がそのようなマインドを持てば、帰宅困難という逆境を乗り越えることができるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
自然災害などで交通網が麻痺して家に帰れないときはタクシーや徒歩で帰りたくなる気持ちが分かりますが、そこの地域で待機した方が安全でしょう。

もし、帰宅困難になった場合はこの記事の内容を思いだし、落ち着いて安全に帰宅しましょう。

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