1/1に発生した能登半島地震の影響について携帯電話の復旧状況からも見て行きたいと思います。
今後自分が何らか災害に巻き込まれた時にもどのくらい待てばいいか?など新たな教訓にもなるのではないでしょうか。
被災された方にお見舞いを申し上げつつ確認を進めたいと思います。
携帯電話復旧状況
身内の安否確認や震災復旧のための必要な物資の連絡などに重要なのが何らかの手段で連絡が取れることです。
そこで、各大手キャリアの復旧状況(1/23現在)をエリアマップを見ながら確認していきたいと思います。
docomoの復旧状況(1/23現在)
震災から2週間が経過しかなり復旧が進んでいるのが分かります。
無料Wi-Fiや無料充電施設の設置も進んでいます。
ソフトバンクの復旧状況(1/23現在)
ソフトバンクも震災後2週間でだいぶ復旧が進んできました。
auの復旧状況(1/23現在)
auは衛星通信のStarlinkの機材を持ち込んで支援に当たっています。
なかなかの支援体制の気がします。
KDDIは、スペースXの日本法人であるStarlink Japan合同会社と協力し、衛星ブロードバンドStarlinkを石川県能登半島の避難所などに無償で提供します。
この取り組みは、被災地における避難所での通信支援を目的に石川県と総務省の要請と協力に基づき実施するものです。両社は2024年1月7日に、350台のStarlinkを石川県県庁舎に搬入しました。Starlinkはアンテナが小型・軽量のため運びやすく、短時間での設置とWi-Fi環境構築が可能です。またStarlinkの通信衛星が地表からの距離が近い高度550kmの低軌道上に配置されていることから、低遅延かつ高速なインターネットを提供します。Wi-Fi対応機器があれば、au以外の通信事業者をご利用のお客さまも無料で利用できます。
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2024/01/07/7171.html
楽天モバイルの復旧状況(1/23現在)
楽天はauとのローミングでエリアを拡大しています。このため薄ピンクのパートナーエリア(au回線)の復旧状況は前段のauの復旧状況とリンクしています。
アイコンで見づらかったauのマップに比べるとすっきりしているのでグレーの部分のau回線復旧待ちというのが分かります。