地震や豪雪などの自然災害をいつ起こるか分からないため、いつ公共機関が麻痺し、帰宅困難者になるか分かりません。そのため、常に帰宅困難になった場合を想定して、行動することが安全です。今回は、そんな帰宅困難になった時に役に立つグッズを紹介します。
帰宅困難者(帰宅難民)の支援セット(グッズ)
地図
もし、勤務先の最寄駅た帰宅途中の駅で帰宅困難になり、自宅に徒歩で帰宅する際はマップが必須です。勤務先から自宅までの経路をコピーや避難所、休憩できたりする施設や知人の家をメモしたマップを用意しましょう。
ラジオ
帰宅困難時の情報収集にはラジオが効果的です。贅沢をいうとAM・FMラジオが用意したいものです。ミニFM局が被害を受けていなければ、自身の周辺の避難所や支援情報、危険情報を入手することができます。
もし、ラジオの購入を考えている方は胸、ズボンのポケット入れても違和感のない大きさと軽さが持ち歩く際に負担にならないためおすすめです。3000~4000円台が安価で選択肢の幅もあり良いモノが多そうです。楽天やAmazonでは下記のようなラジオが販売されています。
読者の中にはiPhoneなどのスマホで聴けるラジオで十分と考える方もいるかもしれません。スマホのラジオは電波ではなくWeb回線を使用しているうえ、スマホの充電を消耗させるため、緊急時にはあまりお勧めはしません。
ライト
停電した場合や夜道を歩く際は危険が伴います。また、いつも歩いていない慣れていない道だったらなおさらでしょう。そんな道の足元を照らす際に役に立ちます。また、手元やカバンの中を照らす際にも効果的です。最近はLEDなどの充電が長持ちし、軽量でコンパクトなLEDライトが数々出てきています。お値段もそこまで高くないので持っておいて損ということはないでしょう。
緊急連絡用カード
自分自身に何かあった場合や携帯の電池がなくなった場合を想定して用意しておくことをお勧めします。あらかじめ家族で話し合った避難所などの情報。家族の勤め先や学校、帰宅困難時の途中経路の連絡先など。名刺の場合は裏面に血液型や連絡先などをメモをしておくのも良いでしょう。
※カードサイズで自身の使いやすいように目的に応じて編集できるテンプレートはWordでダウンロードできます。 帰宅困難(災害時レスキュー)カードのダウンロードはこちら
このようなものがダウンロードできます!
また、普段からご自宅に高齢も方がいるご家庭は前もってご近所の方へ連絡先(勤務先、電話やメールアドレス等)を伝えるのが良いかもしれません。同様に幼稚園や保育園、高齢者福祉施設の方へ連絡先(勤務先、電話やメールアドレス等)も伝えておきましょう。
飲料水
飲料水はコンビニやスーパーで売っている、500mlのもので十分です。不安な方は少し重いですが、1Lのお茶や水を持ち歩くと安全でしょう。
下記の記事では非常用の水について記載しているので、こちらの記事も同時に読んで、理解を深めてください。
まとめ
「地図」「ラジオ」「ライト」はスマートフォンでも対応できます。しかし、連絡をとったり、時間つぶしやリラックスするために音楽を聞いたりとスマートフォンの使用する機会は多々あります。そのため、モバイル充電器を持ち歩いたり、地図は紙媒体を用意したりと用意は念入りにしましょう。