気象庁によると2018年に起きた台風の数は29で、主に6月〜10月に多いです。
そんな、台風で気をつけなければいけないのが窓ガラス対策です。今回は、ダンボールやガムテープなど身近なもので出来る台風(竜巻)の窓ガラスの対策方法について紹介します。
窓ガラスが割れる台風(竜巻)の威力は?
台風とは風速17m/s(34ノット、風力8)以上のものを指します。ガラスの強度にもよりますが、一般的に風速30m/s以上の風が吹いたら窓ガラスが割れると言われています。風速30m/sというのは、木が根こそぎ引き抜かれるくらいの風なので、基本的には台風の風のみで窓ガラスが割れることはほぼありません。
台風で窓ガラスが割れる要因は主に、台風によって発生した強風による飛来物です。目安ですが、風速10m/sで傘が壊れ、小さなものが飛びはじめ、風速15m/sで整備がしっかりされていない看板などが飛んでしまいます。
つまり、台風による飛来物から窓ガラスを守ることができれば窓ガラスの破損を防ぐことができます。
では、次項から窓ガラスの破損を防ぐ対策方法を紹介します。
ガムテープ(養生テープ)やダンボールで出来る台風(竜巻)対策 窓ガラス編
ガムテープ(養生テープ)で窓ガラスを内側のアルミサッシから米の字に貼ります。このようにすることでもしもガラスが割れてもテープがあるのでガラスの脱落を防ぐことができます。
一見、面倒くさいですが窓ガラスが割れて、破片を掃除することを考えるとこちらのガムテープ(養生テープ)を用いて窓ガラス対策の方が容易にできます。
ガムテープの方が粘着率が高く性能が優れていますが、剥がす際に粘着部が汚くなったり、アルミの外装部分が剥がれたりしてしまうこともあります、養生テープで代用できるのでこちらで対策をすることが今後のことを考えると得策です。
もし、家庭に窓ガラスサイズのダンボールがある場合はダンボールを窓枠に貼り付けるだけでも効果は出ます。貼り方はテープと同様に米字で貼ります。
防災グッツで出来る台風(竜巻)対策 窓ガラス編
飛散防止フィルムを貼る
一度フィルムを貼ると剥がす必要がなく、台風のたびに対策する手間がかかりません。窓ガラスの飛散防止と同時にUVなどの紫外線カット、防犯対策など様々な副次的効果があるので、買って活用する損は無いと思います。購入する際は窓ガラスのサイズを確認することを忘れないようにしましょう。
まとめ
もし、窓ガラスの破損を防止するものが無い場合でも、最低限カーテンや雨戸を閉じることでも対策できます。要は、「防災の知見」を高めることが対策です。知見を高めることで未然に防げる怪我・事故はたくさんあるので、是非防災に関する情報収集に力を入れてみてください!